2020/12/8悲しい気分になりそうな複雑なニュースが話題となっています。
以前開催されて話題を集めた「盗めるアート展」で持ち帰った作品をメルカリで高額転売し、それを見つけた作者が出品者をたしなめたという事件です。
ネットではモヤモヤしている人多数で大きな話題となっています。
本記事では作者の平野正子さんについてご紹介します。
目次
盗めるアート展の作品を転売事件の概要
ことの発端はある一つのツイートから始まりました。
盗めるアート展に出展していた私の作品がメルカリに出品されているよ、と友達から知らされて笑った。別に怒ってないけど絶対に誰も買わないしおもろいから作者本人として真剣に値下げ交渉しといた。 pic.twitter.com/nOXRVkH9pj
— MASAKO HIRANO (@cokepotato) December 7, 2020
ご自身の作品を¥111,111円で販売され、値下げ交渉をするというちょっとユーモアある?展開となっています。
よく考えたら、そもそも盗む行為自体はその物に価値を感じて盗んだわけで、美術館で作品を盗んだ泥棒は盗品を売却して利益を得たり、自分で愛でたりするものです。
なので一連の行為自体は、本来の泥棒であれば特に間違えているとは言い難い行為といえます。
まあ、今回は無料でもらえるイベントなので、そのもらったものを転売するという行為はモラルの問題ではないでしょうか。
自分がお金を出して購入したものを転売するのであれば、絵画の世界では普通に行われていますし、ここまで話題になることは無かったはずです。
ちなみに、現在この出品は取り消しされていました。
盗めるアート展の作品を転売された【平野正子さんとは】
𝙎𝙚𝙡𝙛𝙞𝙚𝙥𝙤𝙧𝙩𝙧𝙖𝙞𝙩 มาซาโกะ ฮิราโนะ 🦐
出国前最後のギャグ、無事に猫二匹とともにベルリンに引っ越しました。 pic.twitter.com/7bwHq8Kx6e— MASAKO HIRANO (@cokepotato) June 5, 2019
平野正子さんは現在27歳(2020年12月現在)ドイツ在住のアーティストです。
日本に生まれ、2歳から10歳くらいまでタイで過ごし、帰国しました。
大学は多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒、その後大学院を卒業し、フリーランスで活動中です。
また、モデル活動もされていて、ご自身がアートの一部になるような作品もインスタ等にUPされています。
作者近影ですhttps://t.co/JdZzNRhTS5 pic.twitter.com/3UMBGLvtOX
— MASAKO HIRANO (@cokepotato) November 27, 2020
盗めるアート展の作品を転売に対するSNSの反応
それでは盗めるアート展作品の転売に対するSNSの反応を見ていきましょう。
いまは出品取り下げされてるみたいですね。でも「盗めるアート展」で検索すると他のひとの出品が出てきますね… https://t.co/KFDW31XTpG
— やまだあちゅこ (@k243) December 8, 2020
盗めるアート展は盗んだと言えるのかな?盗ませたなら被害届出すまでやれば良かったのでは?警察からしたらすげー迷惑だろうけど。合意の上ならただ持って帰っただけだよね。
— ベイ (@wiswis_baby) December 8, 2020
盗めるアート展で盗んだ物を転売とか末代までの恥感ある
— 硝酸 (@matushou1230) December 8, 2020
盗めるアート展、盗んだものが転売されるのは企画の本旨ではないの?そうでないとしたら盗んだ後はどうして欲しかったの?
— パッションまみれ (@misoaji) December 8, 2020
盗めるアート展またやってくんないかな……
今度は抽選の予告状を書いてもらって
人数制限をかけて盗んで欲しいなぁ
〉RT— ばーむ (@baaaaaram) December 8, 2020
盗めるアート展自体の品性
— 神夜 (@Foxtail012) December 8, 2020
盗めるアート展で盗んだアートを転売…?どうだろうな、盗むまでがコンセプトとしても、盗んだ後は埒外だろうし。考えてみるとそもそも現実の美術品窃盗犯は盗んだ美術品を闇で売る訳だし。美術品窃盗犯の行動を模倣していて、企画側以上に「アートを盗む」というコンセプトに忠実なのかもしれん。
— あぶぶ@健全 (@abubu_newnanka) December 8, 2020
というわけで、SNS上では非難の声多数という結果となりました。
まとめ:盗めるアート展の作品を転売【平野正子さんとは?】ドイツ在住のカリスマアーティスト
いかがでしたでしょうか。
今回、盗めるアート展の作品を転売【平野正子さんとは?】ドイツ在住のカリスマアーティストというタイトルで記事を書いてきました。
メルカリを見ていると他のアーティストの作品も転売されており、いかがなものかと思いますね。