ダイエット

レーズンは体に悪い?【食べ過ぎは要注意!?】健康に悪い噂は?

みなさん、レーズンはお好きですか?

甘酸っぱくて、病みつきになってしまいますよね♩

その食べやすさから、健康食品としても親しまれています。

ですが、実はレーズンを食べ過ぎてしまうと体に悪いというのをご存知でしたでしょうか?

健康のために食べていたのに「気づけば健康に悪いことをしていた!」なんてことは避けたいですよね。

そこで今回は、レーズンの栄養素や食べすぎてしまうとどんな影響が出るのか、1日にレーズンを摂取するおすすめの量について詳しくご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

レーズンの栄養素

では早速、レーズンの栄養素からご紹介していきます。

レーズンに含まれている栄養素は以下の通りです。

エネルギー:301kcal
タンパク質 :2.7g
脂質 :0.1g
炭水化物: 80.7g
ナトリウム: 12mg
カリウム :740mg
カルシウム :65mg
マグネシウム :31mg
リン :90mg
鉄分 :2.3mg
亜鉛 :0.3mg
銅 :0.39mg
マンガン: 0.20mg
葉酸 :9μg
水溶性食物繊維: 1.2g
不溶性食物繊維 :2.9g

いかがでしょうか?

多くの栄養素が含まれており、とても健康に良さそうですよね!

しかし、注目して欲しいのはエネルギー量と食物繊維量の多さです。

以下で詳しく解説します。


レーズンの食べ過ぎは健康に悪い影響を与える

レーズンは様々な栄養素を含んでいますが、エネルギー量と食物繊維量が多いことが分かりました。

実はこれらが、健康に悪い影響を与えてしまうのです。

では具体的にどんな影響が出てしまうのでしょうか?


肥満

まずは肥満です。

レーズンのエネルギー量は301kcalであるとご紹介しました。

これが一体どれくらいか分かりやすくするため、白米と比較してみました。

レーズン100g→301kcal

白米100g→168kcal

レーズン100gは白米100gの倍のエネルギー量があることが分かります。

かなり高カロリーですよね…!

もちろん、高カロリーなものを摂取し続けると体重は増えていってしまいます。

健康に良いから、という理由でたくさん食べ過ぎてしまうと逆に太ってしまう可能性がありますので気をつけましょう。


鼻血

次にご紹介するのは、鼻血です。

実はレーズンを食べすぎると、鼻血が出やすくなってしまうんですよ。

レーズンには多くの糖質が含まれています。

「チョコレートを食べ過ぎて鼻血が出る」というのはよく聞きませんか?

それと同じように、レーズンを食べ過ぎてしまうと鼻血が出てしまうことがあるのです。

なぜかというと、レーズンに含まれている糖質を過剰摂取することにより一気に血糖値が上昇し血圧も高まります。

その結果、鼻の毛細血管が敗れて出血してしまうんですね。

鼻血は出にくいという方もいらっしゃるかもしれませんが、このようなことも起こりうるということを踏まえて摂取量には気をつけたいところです。


下痢

さらに、レーズンの過剰摂取は下痢を引き起こす可能性もあるんです。

その原因が多く含まれている食物繊維です。

食物繊維が含まれている食べ物というと、多くの方は野菜を思い浮かべますよね。

そこで、キャベツに含まれている食物繊維量と比較してみましょう。

レーズン100g→4.1g(水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の合計)

キャベツ100g→1.8g

いかがでしょうか?

レーズンに含まれている食物繊維は、キャベツに含まれている量の約2.3倍も含まれているんです!

身体に良いとされている食物繊維ですが、食べ過ぎてしまうと下痢になりかねませんので、やはりレーズンの摂取量には気をつけたほうが良さそうです。


高カリウム血症

最後にご紹介するのは、高カリウム血症です。

あまり聞き馴染みがない方も多いかもしれませんね。

高カリウム血症とは、血液中のカリウム濃度が高くなってしまう状態のことを指し、主な症状としては悪心、嘔吐などの胃腸症状、不整脈などが挙げられます。

レーズンには100gあたり740mgものカリウムが含まれており、過剰摂取することによって高カリウム血症を発症してしまうリスクが高まってしまいまうのです。

またカリウムは腎臓に大きな負担をかけてしまいます。

持病などでカリウム制限をされている方は、特に注意が必要です。


レーズンの体にいい適量はこちら

ここまで、レーズンの過剰摂取による影響についてご紹介してきました。

しかし、適量を食べる分にはとても身体に良い食べ物なんですよ!

美味しくて身体に良いなんて最高ですよね♩

では、レーズンの適量摂取量はどれくらいなのでしょうか?


 カロリー重視なら30g!

カロリーを気にして摂取をするなら、1日あたりの摂取量は30gに抑えるのが良いでしょう。

1日の間食の摂取カロリー目安は約200kcalと言われています。

また、間食というのはレーズン以外でも食べたり飲んだりしたくなりますよね。

それを鑑みたうえで、レーズンの異日の摂取量は30g(=約100kcal)がオススメです♩


 便秘の改善重視なら84g!

便秘の改善を重視するのであればm1日あたりの摂取量は84gにするのが良いでしょう!

これは、カリフォルニア州のジーンスパイラー博士が過去に研究をし、84gのレーズンを摂取した期間と、そうでない期間では大腸機能に大きな変化があり、便秘解消の役に立つことを発見しています。

また結腸がんなどの大腸疾患を防ぐ効果もあることも考察されており、ジーンスパイラー博士は「米国において結腸がん・直腸がんと診断される年間13万人ともいわれる患者の病気との闘いに役立つもの」と語っているんですよ♩

カリフォルニア・レーズン協会「レーズンに結腸がんの予防効果」


レーズンを食べ過ぎないためのコツ

レーズンの1日の摂取量目安については分かりました。

しかし、やはり美味しいレーズン。

いくらでも食べられてしまいますよね(笑)

そこで、ここからはレーズンを食べ過ぎないコツについてご紹介します。


小分けしておく

まずは小分けにしておくことです。

店頭で販売されているレーズンのほとんどが、1袋に100g以上入っている大袋のものですよね。

一度開けてしまうと、いくらでも食べられてしまいます。

そこで、あらかじめ1日に食べる量を決めておき、小分けにしておくことで食べ過ぎを防ぐことができるのです。

食べ過ぎてしまうことも無くなりますし、小分けにしておくことで1袋食べられたという満足感にも繋がりますよね♩


オイルコーティングされていないものを購入する

また、オイルコーティングがされていないレーズンを購入することもオススメです。

市販されているレーズンの中には、保存しやすくするために砂糖やオイルでコーティングされているものがあります。

そのようなレーズンの場合、当たり前にカロリーが高くなってしまいますよね。

ですので、そのようなレーズンを購入しないことで食べ過ぎによるカロリー過剰摂取を防ぐことができるのです。

オイルコーティングされているものは、袋の裏に記載されている成分表を見ればすぐに分かりますので、要チェックです!

 


まとめ:レーズンは体に悪い?【食べ過ぎは要注意!?】健康に悪い噂は?

今回、レーズンは体に悪い?【食べ過ぎは要注意!?】健康に悪い噂は?というタイトルで記事を書きました。

レーズンは過剰摂取してしまうと太ってしまったり、下痢を引き起こす原因になってしまうことが分かりました。

ですが、適量を摂取する分には身体に良い影響を与えることも分かりましたね!

健康食品として美味しく食べやすいレーズン。

くれぐれも摂取量には気をつけながら、楽しく健康維持をしていきましょう♩



-ダイエット

© 2024 ひまねこ Powered by AFFINGER5