「映像研には手を出すな」の作者である大童澄瞳(おおわら すみと)さんが2021年1月16日に投稿したツイートで炎上騒ぎになっています。
内容の詳細は後述しますが、個人的に炎上の理由がイマイチ理解できませんでした。
世の中にはいろいろな感じ方をする方がいるという結論に尽きます。
早速炎上した理由と経緯についてみていきましょう。
大童澄瞳が炎上したツイートと炎上の経緯まとめ
大童澄瞳さんが炎上したツイートはコチラです。
大童澄瞳さんは過去にいじめ被害にあっており、いじめの加害者は野球部やサッカー部の生徒が多く、いまだにトラウマとなっているようです。
このツイートで問題となったのはこのフレーズですね。
「コロナでスポーツイベントが潰れたりして高校生が泣いてたりすると、自分の中の復讐心が満たされる感覚がある」
確かに問題発言です。
現在コロナの影響で多くの学生が満足に練習すらできず、試合も中止が相次ぎ活躍の場を失っています。
本来楽しいはずの部活動ですが・・・学生時代の醍醐味の1つが失われている状況で、このツイートをする無神経さが当事者や関係者を傷つけました。
しかし、この部分だけを切り取ってしまうとかなりヤバい人ですが、最後の一文で意図が分かります。
この自分の歪みを治すための人生だよ
というわけで、過去のトラウマによって生まれた葛藤を悪いものだと自覚し、それを治そうとしていることが書かれています。
この手のトラウマは意外と多くの方が持っているので、共感する意見も多数ありましたが、文脈と意図を理解できない方、問題の部分だけで感情が動いた方の怒りのツイートが相次ぎました。
結果ツイートは削除され、大童澄瞳さんは以下の様にツイートされています。
スポーツにヘイトを向けるのは本意ではないのでさっきのは消しました。引用でスポーツへの罵倒が多い。そういう話はしていない。経験から認知の歪みが起きた場合、理性でそれを断ち切らなきゃいけないという話をしている。
— 大童澄瞳 (@dennou319) January 16, 2021
申し訳ない。
— 大童澄瞳 (@dennou319) January 16, 2021
一方的なヘイト発言ではなかったためこの件は沈静化しました。
大童澄瞳さんを批判する意見
今回の騒動で大童澄瞳さんを批判する意見を見ていきましょう。
断ち切れてないからそういうツイートしちゃったんやろ、自覚しろよ
— からさわたかひろくん (@doqRpQRw1dVUdV1) January 17, 2021
スポーツ得意な人=いじめっ子とかいう偏見の塊を拡散したことにたいして謝罪は?
— ピカ (@pikapika_D_koro) January 19, 2021
2つ目のツイートの一部を抜粋します。
スポーツ得意な人=いじめっ子とかいう偏見の塊を拡散した
あの文章からこの様なトンチンカンなことを感じる人がいるという事実に世間の広さを感じざるを得ません。
おそらく問題の部分だけを見て自分の中で結論を出してしまったのでしょう。
そもそも過去のトラウマを断ち切ることは容易ではありません。
この一件で大童澄瞳氏を批判する方は文章をちゃんと読んでおらず、過去にいじめを経験された方への思慮に欠けていると思いました。
大童澄瞳さんを擁護する意見
次に大童澄瞳さんを擁護する意見を見ていきましょう。
大童先生発言に勇気いっただろうな。素直に賞賛したい。世界に優しさと幸福を広げた人たちが犠牲になったからこそ、我々がやるべきことはデマやヘイトの拡散ではなく、優しさと幸福を少しでも増やすことだと思う / “大童 澄瞳 SumitoOwara on Twitter: "京アニの事件、こう…” https://t.co/zK9aWAPhbT
— esbee464 (@esbee) July 21, 2019
過去の経験から歪みと認識して正していこうとされる姿勢は素敵だと思います。
— Lucky☆7@双子のとーちゃん (@19_Lucky7) January 16, 2021
コメさせていただきます。
先生の本意は、あのツイードだけで十二分に伝わりました👍。
それにしても、最近は読解力の無い方々が多い気がします…😰— はぎぃ (@QmXHOaWT24jOv2o) January 16, 2021
「体育会系が苦しんでるのを見るとスッキリする」とあなたのような知名度のある人が言ってくれた事で大勢の同類が救われたと思います。あの呟きにそのような意図がなかったとしても。
— ゴリラパンチ (@jkdmen) January 19, 2021
消さなくても良かった。
同様の認知の人も多かろうに。— 北国の帝王 (@gakushin_6) January 16, 2021
ブログ主は彼らの意見に賛成です。
しかし、ネットの普及とともに自己主張がしやすくなった反面、立場ある人ほど自由に発言しにくい世の中になったと感じます。
出来ればツイートを消さず謝罪もせずにいて欲しかったのですが、残念でなりません。
まとめ:大童澄瞳の炎上理由まとめ「素直に賞賛したい」【映像研には手を出すな】の作者
今回、大童澄瞳の炎上理由まとめ「素直に賞賛したい」【映像研には手を出すな】の作者というタイトルで記事を書きました。
個人的には何も問題が無いと思いますが、
「影響力のある人ほど発言に気を付けないといけないこと」
「世の中にはいろいろな人がいるということ」
が改めて認識できました(;^_^A
SNSの普及により言葉狩りが激しい世の中になりましたが、これにめげずに楽しい作品をたくさん作っていただきたいですね。